「その泣き濡れた面影が、
彼との初めての出会いです。」
板橋の平尾宿、旅籠屋主人:橘屋善兵衛が出迎えたのは、
とてつもなく大飯喰らいの相撲取り。
夢破れ、川に身を投げようとする彼に、
善兵衛は思わず待ったをかけた・・・。
落語「阿武松」を下敷きに描く、
6代横綱阿武松緑之助の評伝劇。
「泣きながらご飯食べると全然おいしくない」
をキーワードに紡ぐ、
稀代の相撲取りのファンタジックコメディ。
<STAFF>
上演台本・演出:渡辺望
照明:辻渉((有)ライズ) 宣伝美術:土谷朋子(citronworks) 撮影・編集:橋本一郎
協力:池林房・太田篤哉 SPACE 雑遊 SPACE 梟門
企画制作:天幕旅団
本編:39min