「あの頃、この家の裏手には、
森がありました。」
街外れの古びた洋館に、静かに暮らすひとりの女。
リフレインする歌とともに、彼女はかつての思い出を語り始めた。
それは、ささやかな罪と、蛹化(むし)たちの物語。
2014年初演以降、再演を重ねる加藤晃子の代表作。
少女から老婆まで、その半生を紡ぐノスタルジックファンタジー。
<STAFF>
脚本・演出:渡辺望
照明:辻渉((有)ライズ) 宣伝美術:土谷朋子(citronworks) 撮影・編集:橋本一郎
協力:池林房・太田篤哉 SPACE 雑遊 SPACE 梟門
企画制作:天幕旅団
本編:51min