2018年7月18日(水)~22(日) at:外苑前スタジオ
今年の夏の天幕は、外苑前にある一軒家のスタジオで。
「音楽」に纏わる、短編2本立て公演です。
1人芝居と2人芝居、短編2本を日替わり上演。
作・演出 渡辺望
『凍てつく森のカノン』
<出演>
加藤晃子
月光も凍てつく真っ白な夜、
アタシが犯した小さな罪。
それは、飴色の背中に悲しみの茎を伸ばして、
まるで、緩やかな鎖のように絡みつく。
「いまはもう、跡形もありませんけれど・・・
あの頃、この家の裏手には、森がありました。」
老婆の語る、追憶の日々。
繰り返すカノンの調べ、
口ずさむのは懐かしい歌。
2014年初演、
加藤晃子の1人芝居をリニューアル再演。
『鏡の奥のジムノペディ』
<出演>
渡辺望
佐々木豊/渡辺実希
(ダブルキャスト)
ゆっくりと、苦しみをもって。
覗き込んだ向こうには、
もうひとりのボクが居た。
ゆっくりと、悲しさをこめて。
成す術もなく立ち尽くすボクに、
もうひとりのボクが手を差し伸べる。
ゆっくりと、厳粛に。
夕暮れ、都会の喧騒、
窓から見下ろすコンビニエンスストア。
これは、4分の3だけすれ違った、
ボクら双子の、秘密のおはなし。
*「後から生まれた兄」を渡辺望が、
「先に生まれた弟(妹)」を佐々木豊と渡辺実希が
ダブルキャストで交互に演じます。
「凍てつく森のカノン」出演:加藤晃子
「鏡の奥のジムノペディ」出演:渡辺望 佐々木豊/渡辺実希(ダブルキャスト)
<料金>
2300円(前売り・当日とも)
チケット予約開始:6/17(日)13時~
<ご予約>
【WEB】https://www.quartet-online.net/ticket/minimalmagicorchestra
【TEL】090-9104-6172
【E-mail】tenmaku-ryodan@hotmail.co.jp